階段脇の巾木の、木口テープが剥がれてきました。
端から剥がれ始めて、徐々にめくれてしまいました。
ちょうど最近、DIYで使おうと思って「木口テープ」の貼り方を調べていたところです。
「じゃあ、自分で貼り替えてみよう」ということになりました。
本記事はその過程と、やってみて思ったことです。
剥がしてみると、裏側はこんな状態
破れた木口テープを剥がしてみました。
これは、、、ボンド接着のムラがあったんでしょうか。硬化した時に、空洞ができていたようです。
もともと真ん中あたりだけが盛り上がっていて、何だろうと思っていました。
空洞が多い部分は簡単に剥がれてしまいます。
古い木口テープとボンドを除去
カッターで、木口テープとボンドを剥がせるところまで剥がしました。
次はヤスリ掛けをして残ったボンドを削り落とします。
木材に紙ヤスリ(#120)を貼り付けたものを使って、まっすぐに当てながら削りました。
やりすぎると周囲も削ってしまいそうなので、このくらいにしておきます。
新しい木口テープを貼る
木口面よりも巾の広いテープを買ってきました。ホームセンターで1m単位で切り売りしていました。
色と柄がちょっと違いますが、目立たない場所なので気にしないことにします。
私が行ったお店では木口テープの品揃えが10種類程度でしたが、後日「コーナンPRO」に行ったところ40種類以上が置いてありました。資材系が充実したお店を探すといいです。
木口テープ用の接着剤は「ゴム系の速乾ボンド」を使うのがプロのやり方のスタンダードのようです。
テープの裏側にはもともと粘着剤がついていますが、ボンドを塗ることでしっかり接着できます。
1回目、失敗
ボンドを木口面に塗り、ハケで薄く伸ばします。(付属のヘラでも十分です。)
ところが、、、うわわ(!)
すぐに乾いてきて、うまく伸ばせずダマになってしまいました、、、
塗り伸ばす前に写真を撮っていたせいです。そんなことをしている暇はありませんでした。
このままテープを貼るとボコボコになってしまいます。
2回目
気を取り直して再チャレンジです。
乾いてから、もう一度削り直しました。
今度はボンドをすぐに塗り伸ばします。
塗り伸ばしたあとはいったん時間をおいて、5分程度乾かします。
そして木口テープを貼りました。
すぐにクランプで突っ張り固定し、しばらく置きます。
パーツの向きを変えることで突っ張り固定ができるクランプは結構多いです。
ちなみに人が通ると危ないので、作業は深夜にやりました。
テープのはみ出した部分をカッターでカットします。
狭くてカッターが使いづらいです。
貼ったあとで切るよりも、最初からぴったりのサイズに切っておいたほうが良かったと思います。(慎重に貼る必要はありますが。)
ヤスリで角をとって、完成です。
思ったこと
やり直しもあって数日かかってしまいましたが、木口テープ貼りへの理解が深まって、今後の役に立ちそうです。
初めてやると失敗しやすい作業だと思います。難しかったのは以下の点です。
- 位置的に作業しにくい(体勢が悪く道具が使いづらい)
- 速乾ボンドは慣れが必要(乾くスピード、粘度など)
同じ作業をする人がいましたら、ご注意ください。
一度作業しやすい場所でテストすると良いと思います。
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