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勝手口に内窓を取り付ける【ファルカタ集成材使用】

前回に続きリビング(LDK)の寒さ対策です。

勝手口に引き戸タイプの内窓を取り付けました。

引き戸のメリットは「開閉時に場所を取らないこと」です。

人がほぼ通れなくなりますが、うちの場合は勝手口から人が出入りすることがありません。

断熱と、たまに換気ができればOKなので、この仕様にしました。

設計・製作

戸板はファルカタ集成材で製作しました。

面材(中空ポリカ板)とレールは、前回の掃き出し窓の余り材です。

前回は大きな面材の価格が高く感じましたが、余り材を有効活用できれば不満はありません。

今回の出費です。

ファルカタ集成材1式6,544 円
押し縁 桧無節材 600×9×91本108 円
   〃    1800×9×96本1,848 円
桜戸引手 ステンカラー 105mm2個480 円
ステンスクリュー釘 丸 #17×22 70本3袋684 円
水性ウレタンニス つや消しクリヤー 300ml1本1,880 円
木材カットサービス4カット200 円
合計(税込)11,744 円

長い部材(1820mm)の縦切りは、ホームセンターのカットサービスを利用しました。

あとは自分で丸ノコを使ってカットします。

 

ファルカタ集成材を使った引き戸のDIYは、こちらの動画が詳しいので参考にしています。

『内窓』をカンタンDIYで作ろうpart2 ~結露対策・インテリアに~
DIYで手軽にお部屋に「内窓」を作ってみませんか?インテリアとして洗練されるだけでなく、「結露」の対策にもなります。外の寒気と中の暖気の間に、中...

表裏の2枚を貼り合わせて戸板を作る構造など、基本的な作りは動画のとおりです。

 

(↓)カットした各部材は、まず木工ボンドとタッカーで接合します。

(↓)表裏2枚を作ってボンドで貼り合わせた後、裏からスクリュー釘を打ち付けました。

(↓)表側です。表と裏では部材寸法と接合位置が違います。

(↓)塗装は水性ウレタンニス・つや消しクリヤーを3回塗りしました。控えめな光沢が出て、汚れ対策にもなります。

(↓)引手の穴は、フォスナービットとノミを使って掘り込み加工します。(掘り込みは塗装前です。)

(↓)面材の中空ポリカ板をカッターで切って、はめ込みます。

(↓)押し縁を取り付けます。ファルカタ集成材の厚み13mmに対して、面材は4mm、押し縁は9mmなので、厚みがぴったりそろいます。

スクリュー釘を使いましたが、修正が必要になった時のことも考えると、ここは普通の釘のほうが良さそうです。

 

(↓)上下の端を最後に調整します。レールに差し込む部分、ドアクローザーと干渉する部分を削りました。

レールは上下のみです。マスキングテープを貼った上に、両面テープで取り付けました。

(↓)戸板をはめ込んで完成です。

製作時に発生した問題

ファルカタ集成材の加工精度と反り

ファルカタ集成材は軽くて加工も簡単というイメージがありましたが、、、

細長く切ると意外と頑固に反っているものや、切断面の毛羽立ちがあったりします。

(↓)カットサービスで縦切りしてもらったものです。

幅が小さいためかパネルソーでも精度を出すのが難しかったようで、同じ幅になっていませんでした。

また、柔らかいので、クランプで挟むとギュッと圧縮される感じがあります。

パインなどの樹種に比べるとちょっと扱いにくい印象です。

組み立て後に左右両端に結構な誤差が出たので、縦切りしてまっすぐに整えました。

開閉時に戸板がつんのめる

取り付けまで完了して一安心、と思ったのも束の間、、、戸を開けようとすると、戸板がつんのめって斜めになり、スムーズに開かないことに気付きました。

「戸板の横幅が小さいこと」と「レールとの摩擦力」が原因のようです。

引手をもっと下のほうに付ければこの問題は発生しませんが、引手はすでに取り付け終わっていますし、位置が下すぎても不自然です。

これはマズいと思いましたが、、、

戸板の下端とレールに潤滑剤(シリコンスプレー)を塗ったところ、見違えるほど滑りが良くなり解決しました。

戸板自体も軽いので、指の力だけでススス、、と開いていく感じです。

材料の長さが足りない問題

勝手口の高さは内寸2000mm強あるのに対し、一般に入手可能なファルカタ集成材は長さ1820mmまでです。

(↓)表側の繋ぎ目は予定通りですが、裏側の縦の部材は「長さが足りないために中央で繋ぐ」必要がありました。

表裏2枚を貼り合わせることでお互いの繋ぎ目を補強する構造ですが、貼り合わせる前の状態では繋ぎ目が弱く、気を使いました。

また、まっすぐ繋ぐためには精度も必要です。工程が増えてしまうのであまり良い設計とは言えません。

※ 先述の参考動画(アルブル木工教室さん)では高さが1800mm未満の窓なので、この問題はありません。

おわりに

レールに取り付ける段階になって問題点が出てくる、ということが多かったです。削ったり、スプレーを使ったりで何とかクリアできましたが、、、

建具は「製作・取り付けをして終わり」ではなく「ちゃんと動作する状態にして初めて完成」というのが難しいと思いました。

ともあれ内窓がついたことで、勝手口付近のひんやり感はかなり軽減されています。

今後の断熱・節電効果に期待です。

 

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