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丸ノコ置き台付きツールワゴンを作る

丸ノコ置き台(兼ツールワゴン)を作りました。

天板は腰より少し低めで、丸ノコを置きやすい高さにしてあります。

作業後は取っ手にコードを巻き付ければ収納完了です。

 

(↓)鋸刃が入る穴です。

周囲をトリマーで掘り下げ、タイルカーペットを敷きました。

置いたときの衝撃をやわらげるほか、置く位置の目安にもなります。

クッションになる素材はいろいろありますが、カーペットなら安価で掃除もしやすいです。

 

以前にもコンパクトな丸ノコ置き台を作ったのですが、以下のような問題がありました。

  • ケーブル収納がない
  • どっしりした台のほうが置きやすく感じる
  • 置き台自体をどこに置くか、考える必要がある

今回はコンパクトさはありませんが、上記の問題はすべて解消しました。

 

取っ手はケーブルを巻いた状態でもつかみやすくしてあります。

付け根のくぼみは加工するのに苦労したところで、半円形の治具を作って手作業でヤスリ掛けしました。次に買う丸ノコはコードレスかもしれませんが、、、

写真のように端からグルグル巻いていくと時間が掛かるので、実際は四つ折りにしてから巻くなどしています。

小物入れトレー

天板に小物入れ用のトレーを掘りました。

ビット、ビスなどを置いても転がらずにすみます。

加工はトリマーとディッシュビットを使いました。

オープン物入れ

天板の下は、大きめの物入れにしました。

ものを好きに置いておける水平面は貴重です。

ほとんど端材入れになっていますが、それだけよく使う端材です。結構たくさん入ります。

 

天板にはクランプ式のアームスタンドを設置することもできます。スマホ撮影や、集塵ホースの固定に使う予定です。

木口テープを貼る

針葉樹合板は下地材なので、見栄えはあまり良くありません。

木口が見えると「いかにも合板」という印象になって、天板のゴム集成材と組み合わせるとバランスが悪いです。なので今回は木口テープを貼って積層面を隠しました。

(↓)木口テープを貼る前後の比較です。ぱっと見の感じがかなり変わります。

塗装の色合わせが難しい点、面取りの方法が限られる点など、デメリットもありますが、雰囲気は良いです。

引出し

引出しには250mmの三段引きスライドレールを使っています。

浅い引出しですが広さは十分です。

(↓)一覧性を良くしたいビット類や、ほかの場所に収納しづらいクランプ類を入れました。

(↓)ビス・ボルト類を、プラスチックケースや透明パックに入れて整理します。

 

(↓)引き出しも含めた収納品の荷重は、すべて側板を経由して底板にかかってきます。

底板との接合を側板勝ちにするとビスにせん断荷重がかかってしまうので、底板勝ちにします。

キャスターは大きいほうが耐荷重が大きく、動きもスムーズです。

おわりに

丸ノコは使用頻度が高いので、見せる収納(出しっ放し)でとても楽になりました。

ホコリキャッチャーできれいにしておけば、意外とインテリアにもなじみます。

ワゴンなので「丸ノコを使いたい場所に移動できる」「邪魔になったらすぐにどかせる」という点が便利で、だいぶ快適になったと思います。

コメント

  1. 平戸宣彦 より:

    同じ考え方〈低重心 コンパクト)でスタンド作製を考えております、丸鋸もFC6MA3 購入予定です、先にスタンド作製しようと考えております。出来ましたら是非製品(スタンド)の寸法を教えて頂きたいのですが・・・よろしくお願いいたします。

    • sorao より:

      ワゴン記事のほうに投稿されていますが、「1×2と1×3材で丸ノコスタンド~」の記事のほうの置き台でよかったでしょうか。

      じつはもう解体処分してしまったんですが、丸ノコのアルミベースの寸法(120×245)からいくと、
      巾130x奥行293×高さ63(奥行は前後のつなぎの部材含む)くらいだと思います。

      • 平戸宣彦 より:

        sorao様
        返信ありがとうございます、
        投稿場所違ってました、すみません、
        とても几帳面な工作技術で讒謗の眼差しで拝見させていただいてます、
        1×3 6Fで 置台2つ作る予定です、1つは保管用、あとは作業台常設に、鋸刃厚考えると、125×255位になるかもですね、
        参考になりましたありがとうございました、