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室内DIYで電動工具を使う人におすすめの粉塵対策5つ

室内で電動工具を使うと床が粉塵だらけになります。

「作業するたびに清掃が一苦労」というのでは、楽しいはずのDIYが億劫になってしまいます。

自室で丸ノコを使い始めたとき、まき散らされる粉塵の量に閉口した私は、まずその対策を始めました。

それから1年半くらい経ち、現在ではだいぶ快適にDIYができるようになったので、これまでにやった対策を紹介します。

室内でDIYする人なら共通する部分があると思うので、ぜひ試してみてください。

※ 長期的にDIYをやっていきたい人向けの内容です。

粉塵対策

1.シートを常設する

床にビニールシートを敷いている場合は、敷きっぱなしの状態にできると楽です。

以前は毎回シートを畳んで片付けていましたが、作業前後の労力が大きいのでやめました。

ちなみにこれまで3種類のシートを試してみて、色の濃いシートは常設には向かないことがわかりました。

ブルーシート(#3000)、グリーンシート(#3000)

どちらも作業には問題ありませんが、ブルーシートは色が鮮やかすぎて目がチカチカしてしまい、落ち着かない部屋になりました。グリーンシートのほうは、緑が深すぎて部屋が暗くなってしまいました。

シースルーシート(#2000)

透明のシートを敷いたら部屋が明るくなりました。これは正解だったと思います。

#2000でやや薄手ですが、#3000と比べてゴワゴワしません。

写真はカーペットの上に敷いているので、歩いたとき快適に感じられます。

反面、大きな材料や工具を落とすと傷つきすいので注意しています。

シートの端の部分は、ハトメ(輪っか)が邪魔なので切り落とし、裏に折り返して両面テープでとめています。

2.サイクロン集塵機を作る

サイクロン集塵機を作って掃除機のホースにつないで使っています。

作るのはそれなりに手間ですが、費用対効果は大きいです。

掃除機で木くずをたくさん吸い込むと、ゴミ捨てやフィルター交換など、メンテナンスが大変になります。サイクロン集塵機があると、その負担を大幅に減らすことができます。

また、サイクロンのホースを電動工具に接続できるようにして、電動工具の集塵機能を使います。これでほとんどの粉塵は作業中に直接吸引できます。


サイクロンはキット商品もたくさん出ていて、すべて自作するよりも手っ取り早く試すことができます。

ただし、手持ちの電動工具に接続可能かどうか、事前に口径を確認する必要があります。

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3.粉塵の飛散を考えて作業スペースのレイアウトを決める

丸ノコを使うと、自分の右方向を中心に粉塵が飛びます。

なので壁が右側にくるように、作業台の向きや、サイクロンの位置、電源タップの位置などを決めました。

また、右後方に置く工具棚は、カーテン付きのものを作りました。

粉塵の飛び方は工具によって違います。

作業スペースのレイアウトでは粉塵処理の効率も考えておくと、あとあと楽になります。

4.パソコン本体に換気扇用のフィルターを貼る

自室なので作業スペースの反対側にPCデスクがあります。(!)

PC本体が開口部から粉塵を吸い込むと、故障の原因になってしまいます。

吸気口と排気口に、換気扇用の「ホコリとりフィルター」を貼りました。

フィルターはシールになっているので、ハサミで切って貼り付けるだけです。

貼ってから1年半経ちましたが、今のところ問題ありません。

たまに掃除機(集塵機)で付着したほこりを吸引しています。剥がしたあとのベタつきは、アルコールタオルで拭き取ります。

ちなみに何も対策をしなかった先代のPCは、購入後数年でファンから異音を発するようになりました。そのころは電動工具はインパクトドライバーくらいしか持っていなかったにも関わらず、です。

ヤスリ掛けなどによる細かい粉塵は、舞い上がって部屋の反対側にまで達してしまうので要注意です。

5.サーキュレーター用エアフィルターを使う

サーキュレーターにエアフィルターを装着して作動させることで、空気中の粉塵を取り除くことができます。

フィルターの色が目に見えて変化するので、それなりの効果が出ていると思います。

さらに窓の換気も行います。窓はできるだけ部屋の中央を挟んで2か所開けるようにします。

電動工具の使用中は外に騒音が漏れないよう窓を閉めますが、長時間連続にならないように気をつけています。

おわりに

下記5項目でした。

  1. シートを常設する
  2. サイクロン集塵機を作る
  3. 粉塵の飛散を考えて作業スペースのレイアウトを決める
  4. パソコン本体に換気扇用のフィルターを貼る
  5. サーキュレーター用エアフィルターを使う

粉塵の飛散量を一番減らしてくれるのは電動工具の集塵機能ですが、それだけでは十分とは言えないので、こうした周辺のケアが必要になります。

少し長い目で見て対策していくのが快適にするコツです。

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