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1×2と1×3材で丸ノコスタンドを作りました

丸ノコの下部は鋸刃が突き出ているので、置き方に気を使います。

特に作業中は何度も使ったり置いたりするので、専用の置き台が欲しくなります。

手持ちの丸ノコ、ハイコーキ「FC6MA3」に合わせた丸ノコスタンドを作りました。

形状

形状は「置きやすさ」と「省スペースであること」を重視しました。

鋸刃部分が入る隙間は広くして、ぶつかりにくくします。丸ノコを置こうとして刃がぶつかると、ストレスを感じるためです。

サイズは必要最小限ですが、本当にミニマムにすると安定感がなくなってしまいます。丸ノコのアルミベースをしっかり支えられるよう、アルミベースよりは少しだけ大きいサイズにします。

といったことを考えて、こんな形状にしました。

丸ノコスタンド外観

長辺が1×3材、短辺が1×2材です。

1×3材の寸法(幅63mm)だと、丸ノコの刃を最大に出しても収納できます。

隙間は左右対称なので反対向きにしても使えます。

 

鋸刃の調整時に使う「クサビ」の収納ポケットを付けました。

すぐなくしたり、間違って捨ててしまったりするので。

クサビ収納ポケット

接合

接合はビス留めですが、部材が小さいので下穴あけのときにズレやすいです。

なのでボンドで固定してからビス留めします。

ビス頭隠しの穴は深すぎました、、、もっと浅めで良かったです。

下穴をあけビス留め

平面出し

置いてみると微妙なガタつきがあるので、底面と上面を平らにします。

しかし普通にヤスリ掛けをしても、3本の木端(こば)を同一平面に仕上げるのはまず不可能です。

布ヤスリを机に固定し、本体ごと擦りつけました。

これで面全体を一度にヤスリ掛けできます。ちょっと乱暴な気もしますが、、、

布ヤスリで平面出し

ガタつきがなくなり、上面もアルミベース面とぴったり密着するようになりました。

ヤスリ掛け後

持ち手を作る

丸ノコをのせたまま運ぼうとすると持ちにくいことが判明したので、指を入れるための切り欠きを入れます。

側面下部に切り欠き

側面からドリルで穴を連続してあけ、大まかに切り取ったあと、トリマーで整えました。

もちろんこの加工は、組み立て前にやったほうが楽です。

滑り止めをつける

丸ノコは重量があるので、置いた拍子にスタンドが動いてしまう感じがあって、何となく不安定です。

しかし、スタンドをどこかにビス留めするわけにもいきません、、、

「すべり止めフェルト」を買ってきて底面に貼ったら、摩擦が効いて動かなくなりました。

丸ノコを置いたときの衝撃も吸収されて、いい感じです。

完成

アルミベースの角を、置き台の角に合わせるように置くとスムーズです。

工夫した甲斐があって、快適に使えるようになりました。

簡単に作るつもりが、改良するうちに凝ってしまいました。

なかなか予定通りにいかないのがDIYです。が、改良する方法を考えるのも楽しさの一つです。

これで心置きなく丸ノコ作業ができます。

 

→ 2022.11.30追記

その後。ワゴン収納と一体化した丸ノコ置き台を製作しました。

本記事の置き台を数年使ってみて、出てきた問題点を改善したものです。

コメント

  1. sorao より:

    平戸さま
    「丸ノコ置き台付きツールワゴンを作る」記事のコメント欄に返信しました。