![](https://mokupoi.com/wp-content/uploads/2020/09/dustAdapterJoint00-1024x768.jpg)
3Dプリンター「Elegoo Mars」の試運転が済んだところで、トリマーのジョイントパーツを作ります。
最近買った「TRE-60V」ですが、集塵アダプターと集塵用ホースの径が合わず、接続できずにいました。今回は接続のためのパーツ作りです。
![](https://mokupoi.com/wp-content/uploads/2020/09/dustAdapterJoint01-1024x768.jpg)
前回はこちら。
この道の先駆者、T.Hiyoko氏の動画はこちら。SNSで「Elegoo Mars」を薦めてもらいました。
設計とモデリング
集塵アダプターの長さと径を測って、ジョイントの寸法を決めます。接続部分はテーパー状(先細り)なので、多少の誤差があっても差し込むことができます。
モデリングには「Fusion360」を使います。単純な回転体なので、①断面をスケッチ、②回転、という手順だけでモデリングは完了です。
![](https://mokupoi.com/wp-content/uploads/2020/09/dustAdapterJoint02-1024x497.jpg)
造形開始
サンプルデータ(rook)を造形したときの要領で、プリントします。
今回は開始早々のトラブルもなく、造形が始まりました。しかし、半分以上進んだところで造形物がプラットフォームから脱落してしまいました。
![](https://mokupoi.com/wp-content/uploads/2020/09/dustAdapterJoint03a-1024x577.jpg)
サンプルのときと違って今回は中が空洞なので、プラットフォームとの接地面積が小さく、荷重に耐えられませんでした。
ラフトもサポートもないので、何となくこういうことが起こりそうな予感はありました。「じゃあやるなよ・・・」と思われそうですが、何事も経験です。
サポートをつけてリトライ
フリーのスライサーソフト「CHITUBOX」でラフトとサポートをつけます。
ラフトをつけることで造形物がプラットフォームにしっかり密着します。サポートは下端にぐるりと配置したほか、内側のへりにも追加しておきました。
![](https://mokupoi.com/wp-content/uploads/2020/09/dustAdapterJoint04a-1024x555.png)
そして・・・今度は造形成功です。サポートの細い部分が何ヶ所か破断していますが、特に問題はありませんでした。
![](https://mokupoi.com/wp-content/uploads/2020/09/dustAdapterJoint06a-1024x705.jpg)
完成
完成したジョイントを接続してみたところ、ぴったりはまって、バッチリ集塵できました。途中で抜ける様子もありません。
以前、サイクロン集塵機を作ったときにジョイント(継ぎ手)の部品探しに苦労しましたが、今後は3Dプリンターが切り札になってくれそうです。
![](https://mokupoi.com/wp-content/uploads/2020/09/dustAdapterJoint05a-1024x576.jpg)
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