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3Dプリンターで「トリマー用の集塵ジョイント」を作りました

3Dプリンター「Elegoo Mars」の試運転が済んだところで、トリマーのジョイントパーツを作ります。

最近買った「TRE-60V」ですが、集塵アダプターと集塵用ホースの径が合わず、接続できずにいました。今回は接続のためのパーツ作りです。

前回はこちら。

この道の先駆者、T.Hiyoko氏の動画はこちら。SNSで「Elegoo Mars」を薦めてもらいました。

 

設計とモデリング

集塵アダプターの長さと径を測って、ジョイントの寸法を決めます。接続部分はテーパー状(先細り)なので、多少の誤差があっても差し込むことができます。

モデリングには「Autodesk Fusion (Fusion360)」を使います。単純な回転体なので、①断面をスケッチ、②回転、という手順だけでモデリングは完了です。

造形開始

サンプルデータ(rook)を造形したときの要領で、プリントします。

今回は開始早々のトラブルもなく、造形が始まりました。しかし、半分以上進んだところで造形物がプラットフォームから脱落してしまいました。

サンプルのときと違って今回は中が空洞なので、プラットフォームとの接地面積が小さく、荷重に耐えられませんでした。

ラフトもサポートもないので、何となくこういうことが起こりそうな予感はありました。「じゃあやるなよ・・・」と思われそうですが、何事も経験です。

サポートをつけてリトライ

フリーのスライサーソフト「CHITUBOX」でラフトとサポートをつけます。

ラフトをつけることで造形物がプラットフォームにしっかり密着します。サポートは下端にぐるりと配置したほか、内側のへりにも追加しておきました。

そして・・・今度は造形成功です。サポートの細い部分が何ヶ所か破断していますが、特に問題はありませんでした。

完成

完成したジョイントを接続してみたところ、ぴったりはまって、バッチリ集塵できました。途中で抜ける様子もありません。

以前、サイクロン集塵機を作ったときにジョイント(継ぎ手)の部品探しに苦労しましたが、今後は3Dプリンターが切り札になってくれそうです。

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