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ノミを使った相欠き継ぎ。精密な加工のしかた【研げばできます】

木材同士をがっちり接合するために「相欠き継ぎ」をする必要があったので実践しました。

これを覚えれば、いろいろな加工に応用できます。

本記事は、前半は「ノミ研ぎ」、後半は「相欠き継ぎ」について書いていきます。

※「翠紅舎」さんの動画がとてもわかりやすかったので、参考にしました。

ノミを研ぐ

買ったばかりのノミは切れ味がよくありません。

また、ノミを使うことでも切れ味は落ちていくので、研ぎの知識と環境が必要になります。

 

→(参考)翠紅舎さんの動画1

宮大工が職人技で教える初心者のための”のみ”の研ぎ方はこれだ! Sharpening a Japanese Chisel

 

動画がわかりやすいのでアクションはばっさり省略しますが、研ぎ手順の概要です。

  1. 金盤で裏を平面にする(裏押し)
  2. しのぎ(表)を#1000で研ぐ
  3. しのぎを#8000で研ぐ
  4. 刃先を調整する

慣れないとマネをしてもおぼつかないですが、それでもノミの切れ味は格段に良くなりました。

ちなみに今回研いだのは持っていた洋ノミです。

裏面に裏スキと呼ばれるくぼみのない「ベタ裏」のノミで、動画とは勝手が違うため、裏面の研ぎはほどほどにしています。

洋ノミでも冒頭の写真のような加工は問題なくできるようになりますが、研ぎに向くのは和ノミなので、研ぐ前提でこれから買う人は和ノミを買いましょう。

研ぎに使う道具は低コストでそろえました。

両面砥石はゴム底の固定台付きで、流し台に置いても滑らずに研げます。

金盤も購入しましたが、最近は金盤を使わない研ぎ方も多いようです。代わりに番手の小さい砥石や、ダイヤモンド砥石を使います。

とすると、最低限必要なものは砥石(#1000/#8000など)とダイヤモンド砥石(#400/#1000など)ということになります。

 

金盤も砥石も、買ったばかりの状態では凹凸があります。

ダイヤモンド砥石で面直しをして、全体を平面にしてから使います。

環境に合わせて、写真のような研ぎ台も作ると便利です。

相欠き継ぎ

→(参考)翠紅舎さんの動画2

宮大工が職人技で教える初心者のための相欠きの仕方の動画  Techniques to make a precise joinery

 

動画に沿った手順で切り欠きました。

鋸で切れ込みを入れ、ノミで欠き取っていきます。

(丸ノコがある場合は同じ深さで速く切れるので「たくさん切れ込みを入れておいて、横から叩き折る」という時短ができます。)

 

欠き取りすぎないように、両側から半分ずつ削っていきます。

ノミを研いであると、あまり力を入れる必要がありません。

 

垂直方向の削りは、治具(別の木材)をあてがってガイドにするだけで正確にできます。クランプ固定が必須です。

霧吹きで湿らせてから、鋸の切り残しを板に沿ってサクサク・・・。

これをやると面白いように削れて、高精度な仕上がりになります。目から鱗です。

覚えて以降つい多用しがちですが、手工具なので時間がかかる点には注意です。

 

対になる材も同様に切り欠きます。

相欠き継ぎは木殺し(ハンマーで叩く)をしてちょうどはまるくらいになればOKです。

少しの練習で下の写真のような組み方もできるようになりました。これは室内用の研ぎ台の一部ですが、とても頑丈です。

私はノミでここまで精密な加工ができるとは思っていませんでした。

相欠き継ぎに限らず、木材の削り・調整全般で役に立つと思います。 

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