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カーテン付きのラックを作りました②【ハトメカーテン編】

工具類を収納するためのラックを作りました。

ラックの正面には、目隠しと粉塵対策のためにハトメカーテンを取り付けました。

すぐそばで木工作業をするので、作業によっては粉塵が飛ぶためです。

メンテナンスのために、カーテンは脱着ができるようにしました。

 

ラック本体の製作はこちらです。

カーテン付きのラックを作りました①【ラック本体編】
工具類が増えてきたので、大きめの棚が欲しくなりました。 シンプルなラックですが、「頑丈なこと」と「カーテン付きにすること」をテーマにしました。 ...

カーテンを縫う

カーテン生地は綿素材で無地のものを買いました。

ほつれないよう、ミシンを使った端の処理が必要です。

ミシンはアマゾンで買いました。左右両端、上端、下端をそれぞれ三つ折りして縫っていきます。

ミシンは下の布を手前に引っ張りながら縫っていかないと、写真の「4」のように縫いズレしてしまうので注意です。

ハトメ打ち

市販のハトメカーテンは、直径の大きなハトメを使っているものが多いです(40mmくらい)。

しかし、ホームセンターなどで売っているハトメは直径(穴径)15mmまでです。

15mmでハトメ打ちをするためのセットを買いました。下記3点で3,000円くらいです。

ポンチ台は、ハトメパンチセットの中にも小さいものが入っていました。板などでも代用することができます。

 

ハトメ打ちは最初は潰れたりズレたりしやすいですが、5回くらい練習したら慣れました。

ただし、わずかなズレは出てしまいます。完璧にきれいに打つことは難しいようです。

次にハトメの間隔です。

100均の小さい布で試作して、以下の検討をしました。

  • カーテンを閉めた(広げた)ときにどの程度フラットにするか
  • カーテンを開けた(畳んだ)ときの奥行き

今回は、棚の幅(内寸)に対しカーテン幅は約1.1倍で、フラット気味にします。

ポールの取り付け

ハトメの穴が小さいぶん、カーテンポール(棒)は細くします。

ポールが太すぎると開閉がスムーズにできません。

いろいろなハトメカーテンの例を観察した結果、ポールの太さはハトメの直径(穴径)の1/3~1/2程度が良さそうです。

強度も考えて、ポールは直径6mmのステンレス丸棒にしました。

※ 必要な強度は、棚の横幅にもよります。今回の棚の横幅は700mm弱です。

 

メンテナンスのために、ステンレス丸棒のポールは取り外し可能にしました。

片側にあけた貫通穴を使って、外すことができます。

使用感

カーテンを端から端まで一気に閉めると摩擦で引っ掛かりますが、ゆっくり引けば問題ありません。

棚板は、本体よりも30mmセットバックして、カーテン用のスペースをとりました。

なお30mmは最低限です。

もっと余裕があるほうがゆったりしてカーテンが扱いやすくなりますが、収納スペースの奥行きを確保することも大事です。

ステンレス丸棒の強度は十分で、頑丈なカーテンになりました。

カーテンを閉めれば粉塵を防げますし、物をぎゅうぎゅう詰めに入れていても目隠しできます。

ハトメカーテンのDIYはまだ工夫の余地がありますが、作りやすいうえに木工家具との相性もいいです。

今後の家具づくりでも活用していきたいと思います。

 

ラック本体の製作編はこちら。

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