下段にプリンターを収納できるラックを作りました。
製作
材料はラワンランバーコア材24mm厚です。
下地として使うことが多い材料ですが、表・裏面をヤスリ掛けしてオイル塗装で仕上げました。
側板の内側に溝をほって、棚板3枚をはめ込む構造です。背板は薄いベニヤ合板をはめ込みます。
溝加工では、過去にも紹介した「大入れ加工用の溝堀りジグ」を使いました。
トリマーの溝加工が間単、正確に出来るジグ【動画あり】 | DIYの電動工具はこれ! | おすすめの電動工具や木工用品を紹介
大入れ(追い入れ)加工が簡単に出来ます。1本のビットで色々な幅の溝加工が間単、正確に出来るジグです。例えば、12mmのビットで18mm、19mm...
今回は19mmのビットを使って24mm幅の溝を掘ります。
① ビットと同じ19mm径のパイプを挟んで削る
② パイプを外し、24mm厚の板(材料の端材)を挟んで削る
これでぴったり24mm幅の溝ができます。
今回は組み立てる前に突板テープ貼りと塗装をします。
ゴム系の接着剤を木口面に塗ってすぐに伸ばし、、、
5~10分置いた後に突板テープを貼ります。
クランプで圧着後、はみ出た部分をカットします。
テープの端はヤスリで面取りしておきます。
突板テープは折り曲げると割れてしまいますが、ゆるやかなアール部分には貼ることができます。
ワトコオイルナチュラルで塗装してから組み立てます。二度目の塗りは耐水ペーパーを使ってウェットサンディングをしました。
突板テープとの色合わせも違和感がないと思います。
おわりに
完成したのでさっそく物を入れます。
今回のラックは収納品に合わせて各段をジャストサイズにしてあるので、納まりがいいです。
ちなみに今までは写真右側の白いカラーボックスを使っていました。
そしてプリンターはデスクの上に置いてあり、使用頻度のわりにスペースをとっていたので、それを下段に持ってこれたのは大きいです。
空いたデスクの上には、代わりに3Dプリンターを置くことにします。
→ 関連記事
コメント