自宅のまわりのブロックの隙間に生育していたホソウリゴケで「まきゴケ」をしてみます。
苔の量は少ないので、容器は小さいものを使います。
手順
土をつくる
土は道草先生のソイルを参考にしています。
苔テラリウムに向いている土・向いていない土 | 苔テラリウム専門サイト|道草michikusa | 苔テラリウム 小さなコケの森/コケ商品の企画販売・ワークショップ
苔テラリウムを作るときに使う土。どのような土を使用すればよいのでしょうか? 苔テラリウムに向いている土と、不向きな土についてまとめました。
焼赤玉土、くん炭、富士砂を配合しますが、比率は公開されていないので適当に。
焼赤玉土は小さいサイズを入手できなかったので、赤玉土細粒が主成分の「盆栽の土」で代用します。
「盆栽の土」:「くん炭」:「富士砂」を6:3:1で混ぜました。
ホソウリゴケはアルカリ性を好むので「くん炭」を多めにしてあります。
苔をまいて目土をかける
細かくしたホソウリゴケを表面にまき、その上から目土をかけます。
保水性に期待して目土には富士砂を使いました。
そのあと、土全体に行きわたるように水をやりました。
1日2回程度水やりをして、土を乾かさないように管理します。
発芽
7日後。発芽を確認しました。(!)
14日後(左)と、21日後(右)です。
順調に発芽していることを確認し、レースカーテン越しの窓辺に置きました。
おわりに
黒い富士砂が背景だと、苔の緑が際立ちます。
今回のまきゴケにあたっては、スナゴケなどの経験から以下のことに注意しました。
- 保水性をよくする(土の種類と深さ)
- 種ゴケの密度を高くする
富士砂の保水性は良好で、底のほうの土もめったに乾かず水分を維持できているようです。
発芽のペースも予想外に速いので、今後が楽しみです。
続きはこちらです。
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