
かわいらしさで人気のタマゴケを育てることにしました。
2~4月ごろに丸い朔をつけるのが特徴です。
今回は移植法で、オープン容器に植え付けて育ててみます。
(↓)1月上旬に買ってきました。すでに胞子体がたくさん出ています。茶色くなったタマが入っていますが、古いもののようです。

(↓)ガラス容器の底に、調湿効果のあるゼオライトと、ミズゴケを入れます。

ミズゴケを入れるのは今回が初めてです。
単に土をのせるとゼオライトの隙間に入り込んでしまうので、ミズゴケで分離してみます。
ただし、写真のミズゴケの量では少ないです。このあと土と水を入れたら、かなり薄く、ぺったんこになってしまいました。
(↓)ゼオライトの層の途中に水面が見えます。こうして水を適量に保つ狙いです。

これまで様子を見た感じでは、これで土の表面がしっとりする状態を維持できています。
(↓)土を入れて、ピンセットで植え付けました。

(↓)オープン容器は2つ用意しました。容器の高さによって、様子に違いが出るかを見てみます。

1日12時間、LEDライトを当てます。
水やりは毎朝霧吹きをするほか、ゼオライトが途中まで水につかっている状態にします。
(↓)2月中旬。朔が丸くなりました(!)

(↓)上から見た様子です。

(↓)上の写真から1週間後。少し大きく膨らみました。

(↓)背が低いほうの容器にはタマが出ていません。

(↓)と思ったらその3日後、1つだけ丸くなりました(!)

ほかの朔もこれから丸くなるのでしょうか、、、?
おわりに
「室内環境でタマゴケの胞子体を見るのは難しい」「ただし1年目だけ可能性あり」とは聞いていましたが、、、
買った時点で胞子体が多く出ていたので、すぐにタマを見ることができてラッキーでした。
苔農家さんと苔屋さんの管理のたまものですね。
葉も美しい苔なので、大事に育てたいと思います。
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